かつて世界最高のGKとして君臨したイタリア代表守護神ジャンルイージ・ブッフォン。
イタリア史上最多となる通算176試合に出場したレジェンドは、2023年に現役を引退した。
彼の息子である17歳のルイス・ブッフォンが、チェコのユース代表選手として期待される存在になっている。
ルイスは2007年にトリノで生まれたが、母親アレナさんがチェコ人であるため、イタリアとチェコの2つの国籍を持つ(ブッフォンとアレナさんは2014年に離婚)。
セリエAピサに所属する息子ルイスのポジションは、GKだった父とは違いアタッカー。
U-19チェコ代表に招集されたルイスは、18日に行われたUEFA U-19選手権予選の北アイルランド戦でハットトリックの活躍を見せた。
PK失敗があったものの、前半35分と前半42分、そして、後半14分にゴールをマーク。試合もシュート21本を放ったチェコが4-0で快勝している。
ルイスは12日のアゼルバイジャン戦でもハットトリックを記録。計6ゴールで予選ラウンド得点王(ドイツ選手と同率)にもなった。
グループ13を戦ったチェコは、2勝1分の首位で予選エリートラウンド進出を決めている(エリートラウンドを勝ち抜くと本大会出場)。
本人は「グループ首位、またハットトリック。みんなのパーフェクトなパフォーマンスだった」とのメッセージをSNSに投稿。
父ブッフォンも息子の活躍に対して、力こぶの絵文字を送って讃えていた。
筆者:井上大輔(編集部)
