スペインサッカー連盟(RFEF)とキットサプライヤーのadidasは6日、2026年に北米3カ国で共同開催される「FIFAワールドカップ26」に向けたスペイン代表の新ホームユニフォームを発表した。
18日のW杯予選でこのユニフォームを着たスペインは、17回目の本大会出場を決めている。
Spain 2026 adidas Home

スペイン代表 2026 adidas ホーム ユニフォーム
2026W杯に向けた新ホームユニフォームは、伝統のレッドを基調にネイビーとイエローを組み合わせた配色。部分的に点線で表現するピンストライプがユニークなデザインとなっている。
RFEFとadidasの説明によると、今作のデザインはスペイン国旗に触発されたものとのこと。国旗のベースカラーは「赤-黄-赤」のボーダーで、これを90度回転させて縦じまに見立てている。

背面の首元にはスペイン語で国名「España」をレタリングし、国を背負い闘う精神を表現。
一見いつものスペインのユニフォームと感じるが、肩部分のネイビーと“赤黄”スリーストライプスをホームに採用するのは極めて珍しい。
袖全体をネイビーで塗りつぶしたのは、おそらくホームキット史上初。国旗色の3本線はアウェイとサードの定番スタイルだ。
ファンのイメージするホームキットから逸脱しない範囲内で、新たなチャレンジを感じるデザインに仕上がっている。

(C)Getty Images
パンツとソックスはネイビーを基調とし、全体的にスペインらしいカラーコンビネーションが完成。
新ホームキットは、18日にホームで行われた2026W杯予選のトルコ戦でお披露目となった。試合は2-2の引き分けにより勝点1の上積みにとどまったが、この結果スペインは13大会連続17回目のW杯出場を決めている。

スペインの2026W杯ユニフォームは、レプリカとオーセンティックの2種類が登場。どちらも各国のアディダス公式オンラインストアで販売を開始している。
筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyにユニやギア系の記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいエンブレムは絶対に旧サンマリノ代表とかたくなに言い続けている。


