なでしこジャパンの若き才能が、アメリカで大きな勲章を手にした。

アメリカの女子サッカーリーグNWSLは19日、2025年の年間表彰『NWSLアワード』を発表し、ノースカロライナ・カレッジの日本女子代表MF松窪真心が、最優秀MF賞を受賞した。

これはクラブ史上初の快挙で、同選手は年間ベストイレブンにも選出された。

投票は選手から40パーセント、監督・ゼネラルマネージャーら関係者から25パーセント、メディアから25パーセント、ファンから10パーセントの比率による重み付け方式で行われた。

21歳の松窪は今季、リーグ戦全26試合に出場して11得点4アシストの計15得点に関与して同リーグのMFで最多を記録。得点ランキングでは3位につけるなど、得点力とチャンスメイク力を兼ね備えた選手として強烈なインパクトを残した。

シーズン終盤には勢いが加速。10月から11月にかけて5得点を挙げて月間最優秀選手を初受賞し、10月17日に行われたベイFC戦で達成したハットトリックはNWSL史上最年少記録(21歳と81日)となった。

同日の表彰式に出席した松窪は「この賞を受賞できてとてもうれしいです。チームメイト、スタッフ、友人、家族のサポートに感謝しています」と笑顔でスピーチした。

勢いに乗る21歳のMFは、今月下旬に長崎で行われるカナダ戦に臨む日本女子代表のメンバーに招集されている。

持ち前の得点力や得点に直結する創造力あふれるプレーで、チームを勝利に導きたい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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