上田綺世と渡辺剛の日本代表コンビが所属するオランダの名門フェイエノールト。
23日に小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3選手が所属するNECナイメーヘンと対戦する。
注目の日本人対決となるであろう一戦だが、『VP』は、「NEC戦がファンペルシー家にとって特別な瞬間となるかもしれない」と伝えていた。
フェイエノールトを率いるロビン・ファンペルシー監督は、現役時代にオランダ代表として活躍したスター選手だった。
フェイエノールトで小野伸二氏、マンチェスター・ユナイテッドでは香川真司と一緒にプレーしたことがある。
もともとはウィンガーだったが、ストライカーへコンバートされると、オランダ代表史上最多得点記録も樹立した。
そのファンペルシー監督の息子である19歳のシャキールは、フェイエノールトのU-21チームでフォワードとしてプレーしている。
同紙は、そのシャキールがNEC戦でフェイエノールトのメンバーに入るかもしれないとしている。
「フェイエノールトは、NEC戦にシャキール・ファンペルシーを招集する可能性がある。カイル・ラリンの負傷は、監督の息子にとって朗報となるかもしれない。
シャキール・ファンペルシーは、フェイエノールトのユースで活躍している選手のひとり。U-21チームでプレーしているが、フレンドリーマッチでトップチームでのプレー経験もある。シャキールはコンスタントにゴールを決めており、チームも彼に満足しているようだ。契約は2028年夏まである。
シャキールのエールディビジデビューは間近に迫っているかもしれない。ストライカーは、NECとのホームゲームに備えて、金曜にトップチームの練習に参加。カナダ人FWラリンが負傷したため、チームにはストライカーがカスパー・テンストエットと上田の2人しかいない。そのため、シャキールが合流する可能性がある」
19歳のシャキールが試合に出場した場合、フェイエノールトデビューになる。上田のライバルになったり、もしくは、コンビを組むことになれば、日本でも大いに注目されそうだ。
なお、最近の彼は口髭を生やすようになっており、イメージが変わっている。
筆者:井上大輔(編集部)
