イングランド代表として2018年ワールドカップに出場したFWジェシー・リンガード。

かつてマンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブで活躍した彼は、2024年からは韓国のFCソウルでプレーしている。

そんなリンガードの活躍を韓国メディア『OSEN』が伝えた。

リンガードの所属するFCソウルは22日に金泉尚武とリーグ戦で対戦、3-1で敗れている。ソウルにとっては手痛い敗北となったが、リンガードは孤軍奮闘。1点を追う展開となっていた前半アディショナルタイムに得点を記録している。

この得点により、リンガードは今季二桁得点を達成。6ゴール4アシストに終わった昨年から、大きくスタッツを伸ばした。

意外にも、リンガードは自身のキャリアの中でのシーズン最多得点は、ウェストハム所属時代の2021年に記録した9得点が最高。サッカー選手としては比較的遅い32歳となる今年に、リンガードはキャリア初の二桁得点を記録したシーズンとなった。

アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に出場中のソウルは来年2月、J1ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島と対戦予定だ。リンガードがキャプテンとして牽引するソウルは日本クラブにとって難敵となるのではないだろうか。

近年、日本やサウジアラビアなどアジア諸国のクラブに移籍する大物選手が増えている。リーグレベルが落ちることから活躍は容易に見えるが、実際に活躍し続けることができる選手は一握りだ。リンガードの今後も続く活躍に期待したい。

筆者:田原隆夫(編集部)

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