UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節でモナコはキプロス王者のパフォスと対戦。
モナコの日本代表FW南野拓実が、今大会初ゴールとなる先制点を記録した。
この得点で、自身が持つCL日本人最多得点記録を「6」に更新。だが、チームは2度のリードを守り切れず、2-2の引き分けに終わった。
南野が公式戦3試合ぶりに先発したモナコは敵地で先制に成功する。
前半5分、敵陣で南野が起点を作ると、ボールはボックス右に駆け上がったMFマグネス・アクリウシェのもとへ。同選手が中央へ折り返すと、走りこんだ南野がそのまま右足アウトサイドで逆サイドネットへ流し込んだ。
幸先よく先制したモナコだったが、前半18分にコーナーキックを相手DFダヴィド・ルイスにヘディングで決められて同点に。
それでも、同26分に相手GKのパスミスを奪ったFWフォラリン・バログンが勝ち越しゴールを挙げて前半を終えた。
その後モナコは追加点を挙げられず、後半32分に南野がベンチに下がると、後半43分にDFモハメド・サリスがオウンゴールを献上してしまい、再び同点に追いつかれた。
そのまま試合は終了し、敵地で勝点1を持ち帰る結果となった。
今季は新加入のFWアンス・ファティと出場機会を分け合う形となっている南野。この日のゴールを足がかりに、さらなる活躍に期待したい。
筆者:江島耕太郎(編集部)
