なでしこジャパンこと日本女子代表は、29日にカナダとの国際親善試合を戦った。

FIFAランキング8位のなでしこと9位のカナダは、長崎のピーススタジアムで激突。

前半43分に20歳の谷川萌々子が先制ゴールを奪うと、後半には田中美南と藤野あおばが得点を追加し、なでしこが3-0の勝利を収めた。

『ESPN』によれば、なでしこがシュート20本を放ったのに対して、カナダの枠内シュートは1本だけ。強豪のカナダだが、これで4連敗となった。

カナダメディア『CBC』は「カナダはほとんどの時間帯で圧倒され、(日本の)一方的な展開だった」「4連敗は2019年以来のワースト記録」と伝えていた。

病の母親を見舞うためにイングランドへ戻ったケイシー・ストーニー監督の代わりにチームを指揮したアシスタントコーチ、ナタリー・ヘンダーソンは「今は本当に難しい状態にある。それをごまかすことはできない。私たちは決して負けを好むチームでもないし、これを続けたいわけでもない。修正したいし、それにトライしている。今日はポジティブなものもあったけれど、それをもっと安定させなければいけない」と語っていた。

なでしことカナダは12月2日にトランスコスモススタジアム長崎でトレーニングマッチを行う。

筆者:井上大輔(編集部)

This article is a sponsored article by
''.