日本代表MF田中碧がついにプレミアリーグでの初ゴールを記録した。

リーズが1点をリードして迎えた前半43分、相手陣地でプレッシャーをかけ続けていたリーズは、DFジェイデン・ボーグルが高い位置でボールを奪取。

すぐさまボックス手前の中央へパスを送ると、田中はワントラップから迷いなく右足を振り抜く。放たれたミドルシュートは鋭い弾道を描き、ゴール右へ吸い込まれた。

これが田中にとって待望のプレミアリーグ初ゴール。同リーグで得点を挙げた12人目の日本人選手となった。

最終的にリーズが3-1で強豪チェルシーを破り、リーグ戦5試合ぶりの勝点3を手にした。

現地メディア『Leeds United News』は、チェルシー戦での田中の活躍を高く評価し、チームトップタイとなる「9点」を与えている。

同メディアは、ゴール以外の働きについても「ゴールシーンについては語るまでもなく、リーズの中盤で圧巻のパフォーマンスを披露した」と絶賛。67分に交代するまで、ボール奪取、展開力、前線への推進力と多方面でチームの心臓として機能した点を高く評価した。

また、今回の勝利によりリーズは降格圏を脱出。この試合が行われる前まで、直近のリーグ戦7試合で6敗を喫していたファルケ監督への重圧が高まる中、田中のゴールは同監督の窮地を救う一撃となった。

プレミアの舞台で価値ある一歩を踏み出した田中。現在リーグで20チーム中17位に低迷するチームを上位に引き上げる活躍を期待したい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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