ポルトガルサッカー連盟（FPF）とキットサプライヤーのPumaは3日、2026年に北米3カ国で共同開催される「FIFAワールドカップ26」に向けたポルトガル代表の新ホームユニフォームを発表した。
両者は昨年11月にパートナーシップを締結。ポルトガルにとって、今作が初のPuma製ワールドカップモデルとなる。
Portugal 2026 Puma Home
ポルトガル代表 2026 Puma ホーム ユニフォーム
今年2月に初のPuma製ユニフォームを発表したポルトガルだが、それから一年もたたずに新作の登場となった。
レッドを基調にグリーンを組み合わせる配色はポルトガル国旗そのもの。国の威信・誇りをかけて戦うW杯にふさわしい色使いだ。
カラーリングは伝統的だが、全体を覆う波状のグラフィックは意外でユニーク。FPFの説明によると、このデザインは国の歴史に深く関わっている「海」をテーマとしている。
ポルトガルは15世紀の大航海時代から、海と深いつながりを持つ海洋国家。形に例えるなら長方形の国土は、その西と南が大西洋と面している（北と東はスペインと陸続き）。
波状のグラフィックは、海洋立国とも呼ばれるポルトガルにとって重要な海を描いたもの。大航海時代、未知の世界を求め大海原を突き進んだ先人たちの「恐れ知らずの精神」に敬意を表し、そこにチームの情熱を重ね合わせたデザインとなっている。
アイルランド、ハンガリー、アルメニアと同組の予選を1位で突破し、7大会連続9回目のW杯出場を決めたポルトガル。
FIFAワールドカップ26で着用する新ホームユニフォームは、各国のPumaオンラインストアほかで販売を開始している。
筆者：立野敦史（Qoly LFB Vintage）
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyでユニ記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。
