2025年も残りわずかとなるなか、英紙『Guardian』は毎年恒例の「世界の女子サッカー選手ランキングTOP100」を発表した。
日本からはなでしこジャパンで活躍する長谷川唯と松窪真心の2人が選ばれている。
「28位:長谷川唯。いまでも世界最高の選手のひとりであり、マンチェスター・シティでは、3シーズン連続でPFA年間ベストイレブンに選ばれるパフォーマンスを見せた。
この28歳は、非常にハイレベルなパフォーマンスと安定感を続けており、来年3月のアジアカップでは主要大会で初めて日本代表のキャプテンを務める見込み。
代表監督のニルス・ニールセンは『唯は非常にすぐれたサッカー選手。ピッチ上では静かなるリーダーだが、最高のサッカー脳の持ち主でもある』と語っている。
65位:松窪真心。
世界の舞台で印象を残した日本のスーパースター最新作。
所属するノースカロライナ・カレッジは、NWSL(米女子トップリーグ)で今シーズンのプレーオフ進出を逃したが、彼女がいなければどうなっていたか分からない。
この21歳は、全26試合に出場すると、中盤を牽引し、11ゴール4アシストと15得点に絡み、得点ランキングでも3位になった。
圧巻のシーズンを送ると、リーグ最優秀MFに選出。ノースカロライナ・カレッジのアシスタントコーチは、『楽しみたいなら、ボールが持った真心のような選手を見ればいい。彼女はサッカーであなたを虜にするはず』と語っている」
28歳の長谷川は、今年からなでしこジャパンのキャプテンに就任。来年3月にオーストラリアで行われる女子アジアカップでの活躍が期待される。
そして、21歳の松窪真心(まつくぼ まなか)は、将来を嘱望される有望株だ。


2024年のU-20女子ワールドカップでは10番を背負うと、5ゴール・1アシストの活躍で、シルバーブーツ賞を受賞。
昨年になでしこデビューを果たしており、さらなる飛躍が期待されている。
筆者:井上大輔(編集部)
