FC東京とキットサプライヤーのNew Balance((株)ニューバランスジャパン)は6日、2026年に開催される「明治安田J1百年構想リーグ」に向けた新ユニフォームを発表した。
Jリーグは来季より8月開幕・5月閉幕の「秋春制」へ移行する。百年構想リーグは、移行で生じる上半期の空白期間に設定された特別な大会となる。
FC Tokyo 2026 New Balance Home

FC東京 2026 New Balance ホーム ユニフォーム
今回発表されたユニフォームは、百年構想リーグのみ使用の大会限定モデル。秋春制のリーグ戦用ユニフォームは2026-27モデルとして別途用意されるため、ここでは今作を「2026モデル」としてご紹介する。
ホームは、クラブスローガンである「東京が熱狂」を表現した“炎”をモチーフとしたデザイン。伝統のブルーとレッドで、抽象絵画のように炎のグラフィックを描く。
エンブレムはクラブ史上初めて胸部の中央に配置となった。
FC Tokyo 2026 New Balance Away

FC東京 2026 New Balance アウェイ ユニフォーム
アウェイは稲妻のような衝撃を表現したグラフィックが特徴的。
稲妻のようなスピードでピッチを駆け抜けて勝負を決める。そんな選手たちの姿をコンセプトにデザインしたものだ。
基調色はホワイトにも見えるが、実際にはライラック(薄紫色)。意外な色を新たに採用し、これまでのユニフォームにはないフレッシュな印象を与える。

フィールドプレイヤー用のコンプリートルックはこのような感じに。
ホームはブルーのパンツとレッドのソックスで、シャツの炎グラフィックを引き立たせている。アウェイはソックスのブラックがアクセントに。

ゴールキーパーユニフォームは1stにイエロー、2ndにチャコールを採用。グラフィックはどちらもFP用と同じ柄模様となる。
各キットの前面には「砂波(さは)」のジャガード柄を施している。砂波とは水や空気の流れで生まれる波模様のことで、砂紋とも呼ばれる自然現象。「状況に応じて形を変えながらも美しさを保つ柔軟性」をイメージしたものだ。

明治安田J1百年構想リーグに向けた2026ユニフォームは、クラブのオンラインストアほかで1次先行販売を実施中。詳細についてはFC東京の公式ウェブサイトまで。
筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyでユニ記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。


