かつて日本代表のキャプテンを務め、代表戦通算126試合に出場した吉田麻也。
37歳になったレジェンドは、2023年からアメリカMLSのLAギャラクシーでプレーしている。
その吉田は、interfmの『吉田麻也 Treasure in Talk』で、元韓国代表チャ・ドゥリの話をしていた。
チャ・ドゥリと偶然再会したという吉田は、「もう一個裏話がある」としつつ、こんな秘話を明かしていたのだ。
「ギャラクシーに元ドイツ代表のマルコ・ロイス選手がいるんですけど。
マルコがですね、チャ・ドゥリを知ってるかと。チャ・ドゥリって、スキンヘッドの韓国の…と言ったら、そうそうそうと。
俺がデビュー戦の時にマッチアップしたのは、チャ・ドゥリだったんだよと。
あいつは1vs1でめちゃくちゃ強くて、全然抜けなくて、試合後に親に電話して、ブンデスではやっていけないかもしれないって言ったんだって。
あの天才マルコ・ロイスがそのくらい言うってことは、チャ・ドゥリは相当すごい選手だったんだろうなと」
ドルトムント時代には香川真司ともプレーしたマルコ・ロイスは、元ドイツ代表のスター選手で、2024年からギャラクシーでプレーしている。

吉田とマルコ・ロイス(金髪の選手)
彼はボルシアMGでドイツ1部ブンデスリーガにデビューしたが、当時対戦したチャ・ドゥリに歯が立たず、親に泣き言を漏らしたことがあったそう。当時のロイスは20歳、チャ・ドゥリは29歳くらいの年齢だったはず。
そのチャ・ドゥリは、韓国代表の国民的スター選手だったチャ・ブングンを父に持つ、元韓国代表ディフェンダー。

チャ・ドゥリとチャ・ブングン(右)
フィジカルに優れるタフな選手で、日本代表とも対戦したことがある。
スキンヘッドにタトゥーという個性的な風貌の持ち主でもあった。
筆者:井上大輔(編集部)
