上田綺世と渡辺剛が所属するオランダ1部フェイエノールトとキットサプライヤーのCastoreは12日、2025-26シーズンのフォースユニフォームを発表した。

今作はサポーターから公募したデザインをもとに制作したもので、来季(2026-27シーズン)も着用予定があるという。

Feyenoord 2025-26 Castore Fourth

画像1: Feyenoord 2025-26 Castore Fourth

フェイエノールト 2025-26 Castore フォース ユニフォーム

今季第4のユニフォームは、ダークグリーンを基調に数字の「12」とチーム名の頭文字「F」をモノグラム調に落とし込むデザイン。アクセントカラーにはゴールドを使用する。

地元ロッテルダムの旗の色でもあるグリーンは、定番キットカラーの一つとして伝統的に使われている。

画像2: Feyenoord 2025-26 Castore Fourth

このデザインは、フェイエノールトのサポータークラブ「Het Legioen」とのコラボレーションとも言えるもので、“Het Twaalfde Shirt”(12番目のシャツ)と名付けられている。

応募総数3,929件の中から、最終選考に残った12のデザインでHet Legioen会員による2度の投票を実施。その結果選ばれたのが、“F12”を散りばめるこのダークグリーンのデザインだ。

画像3: Feyenoord 2025-26 Castore Fourth

フェイエノールトでは12番を「12人目の選手(サポーター)」の番号としており、選手のユニフォームには使用していない。今作の背面首元にはローマ数字「XII」で12を刻み、そのサポーター番号を背負う。

また、今作は背番号もユニークなデザインだ。Het Legioenのメンバー2,945名のファーストネームをプリントし、サポーターへ感謝の意を表している。

画像: (C)Getty Images

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この新ユニフォームは、現地時間14日に敵地で行われた第16節アヤックス戦でデビュー。デ・クラシケルと呼ばれる伝統の一戦は0-2でフェイエノールトが敗北を喫し、ほろ苦いお披露目となった。

なお、この試合では上田綺世、渡辺剛、そして板倉滉(アヤックス)の日本代表3選手がフル出場を果たしている。

12番目の選手に敬意を表した第4ユニフォームは、フェイエノールトの公式オンラインストアにて販売中。

筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)

Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyでユニ記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。

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