ジェフユナイテッド千葉は16日、鈴木健仁ゼネラルマネージャーが2025シーズンをもって退任することを発表した。
後任の強化責任者は大久保裕樹氏が務める。また、鈴木氏は来季から横浜F・マリノスのスポーティングダイレクターに就任することも併せて発表された。
13日に17年ぶりのJ1復帰を果たしたばかりの千葉。サポーターを中心に驚きの声が広がっている。
鈴木氏は現役時代に横浜マリノスやガンバ大阪などでプレーし、引退後はスカウトや強化責任者としてキャリアを重ねてきた。
千葉ではテクニカルダイレクター、ゼネラルマネージャーとしてクラブの強化を主導。今季は小林慶行体制3年目のチームを支え、クラブの悲願となる17シーズンぶりのJ1復帰を成し遂げた。その手腕は、結果とともに高く評価されている。
退任に際し、鈴木氏はクラブ公式リリースを通じて次のようにコメントしている。
「ジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての皆さま
17シーズン振りのJ1復帰本当におめでとうございます。
慶行体制3年目の今シーズン、慶行を中心にチームが一致団結し、選手がピッチで躍動し、フクアリが徐々に熱を帯びていくのを目の当たりした時、必ず昇格できると確信しました。
J1昇格というミッションを選手、スタッフと共に達成できたこと、心から嬉しく思っています。
どんな時も前向きにチームを後押ししてくれたサポーターの皆さまには本当に心から感謝申し上げます。
私は、今シーズンでジェフユナイテッド市原・千葉を離れますが、来シーズン、J1のピッチで躍動する仲間たちを楽しみにしています。
6シーズン最高の時間、最高の思い出を本当にありがとうございました。
WIN BY ALL ! 鈴木 健仁」
SNS上では「鈴木GMありがとうございました!」「本当に最高のチームメンバーでした!」と感謝の意を示すコメントが寄せられた一方、「まじかよ」「これがJ1の洗礼か」など、驚きの声が相次いでいる。
筆者:江島耕太郎(編集部)
