MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスFCは18日、日本人GK高丘陽平が2027年6月までの新契約に合意したと発表した。

2023年に横浜F・マリノスから加入した高丘は、MLSで高い評価を受け続けており、バンクーバーの守護神としての地位を確立している。

加入以来、高岡は公式戦通算129試合に出場し、クラブのMLS通算無失点試合数ではクラブ史上4位となる35回を記録した。

特に2025年シーズンは公式戦39試合に出場し、公式戦通算16度のクリーンシートでクラブ記録を更新。クラブのMLSカップ準優勝に大きく貢献した。

これらの活躍により、高丘は日本人選手として初めてMLSオールスターに選出され、2025シーズンのMLSゴールキーパー・オブ・ザ・イヤーの候補にもなった。

クラブのスポーティングディレクターを務めるアクセル・シュスター氏は、「高岡はクラブの重要な存在であり、ピッチ内外で素晴らしいプロフェッショナルです。再びチームに迎え入れられることを嬉しく思います」とコメントした。

高岡は自身の契約延長について次のように語った。

「ホワイトキャップスとの契約を延長でき、大変嬉しく思います。加入当初からクラブの皆さんからのサポートを感じており、再びピッチに立つのが待ちきれません。BCプレイス(バンクーバーのホームスタジアム)でファンの皆さんと会えることを楽しみにしています。私たちの最高のシーズンはまだ来ていません。来年はすべてのトロフィーを勝ち取りましょう」

MLSでのキャリア3シーズンで、チームの守備を支える存在として不動の地位を築いた。来季も彼のセーブがホワイトキャップスの勝利の鍵を握ることになりそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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