日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールは世界的強豪チームだ。

昨シーズンは世界最高峰のプレミアリーグで優勝を果たしたが、今シーズンは不調。そうしたなか、大エースに君臨してきたエジプト代表FWモハメド・サラーが3試合連続で先発から外された後にアルネ・スロット監督やクラブを批判するような発言を口にしたことが大きな物議を醸すことになった。

現在、サラーはアフリカネーションズカップのためにチームを離れているが、リヴァプールのチームメイトたちに謝罪したようだ。

地元リヴァプール出身のリヴァプールMFカーティス・ジョーンズが、『Sky Sports』のインタビューでこう話していた。

「モー(サラー)は自分の考えを持つ男、自分の意見を自分で言える。

彼は僕らに謝った。『もし誰かに影響を与えたり、嫌な気持ちにさせてしまったのなら謝罪する』という感じでね。彼はそういう男だ。

自分が知っているモーのことしか話せない。彼はポジティブでもあったし、全く変わっていなかった。ビッグスマイルを浮かべていたし、みんなも彼に対して全く同じだった。

それは勝者になりたいという気持ちの表れだろうし、彼で最後になるとは思わない。色々なやり方はあるけれど、もし選手がただベンチにいるだけでよくて、プレーしたくない、チームも助けたくないなら、もっと問題だと思う。

自分も含めて、チームに何らかの怒りがあったとき、それはいつもいい動機からだった。その瞬間には正しい形で出てこなかったかもしれないけれど、チーム、スタッフ、監督、誰かに影響を与えるものでは決してなかった。

もう終わったこと。チームとしてよく結束しているし、いいプレーをして、試合に勝ち始めている」

サラーの謝罪を同僚たちも受け入れたようだ。

計10失点での3連敗があったリヴァプールだが、最近5試合は3勝2分と負けがない。

筆者:井上大輔(編集部)

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