2022年ワールドカップで日本代表と対戦したスペインは、世界的サッカー強国だ。

そのスペイン国内リーグでプレーした経験を持つ日本人選手のひとりが、元日本代表FW大久保嘉人氏。

「やんちゃキャラ」な名ストライカーとして知られた大久保氏は、国見高校、セレッソ大阪を経て、2005年にマジョルカへ移籍。ゴールを決めたデビュー戦で骨が見えるほどの裂傷を負いながらもプレーした武勇伝もある。

2021年シーズン限りで引退した大久保氏は、バラエティ番組などでも活躍していたが、2024年にサッカーをしている息子たちを含めて一家でスペインへ移住することを決断した。

その大久保氏が2年間番組MCを務めた毎日放送の『KICK OFF! KANSAI』は、スペインでの暮らしを直撃取材。

指導者を目指す大久保氏は、日々スペイン語の勉強にもいそしんでいるが、現地での指導法についてこんな話をしていた。

「こっちの子供たちは、結構、根性論みたいなのがめちゃくちゃある。

日本は今そんなのできないじゃん。こっち、めっちゃ多いから。やっぱりそこが一番大事、結局は」

日本ではNGになりつつある育成年代の根性論がスペインでは健在だそうで、そういった部分の重要性も感じているようだ。

その大久保氏が暮らすバルセロナには世界的強豪のFCバルセロナがあるが、地元ではエスパニョールも「めちゃめちゃ人気」だそう。

スペインで9部リーグ相当になる社会人チームでスポーツディレクターも務める大久保氏は、「(スペイン人は)サッカーが好きやな、仕事をして疲れてるんだけどサッカーをする。日本にもいるけど、こんなに多くはないはず。(指導者としての勉強にも)めっちゃなる」とも語っていた。

筆者:井上大輔(編集部)

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