U-15韓国代表の日本戦勝利が現地で大きく報じられている。
韓国メディア『マニアタイムズ』は22日、韓国U-15代表が中国・漳州で開催された2025 EAFF U-15チャンピオンシップの最終戦で日本に勝利し、大会を前向きな形で締めくくったと伝えた。
大会を通じて結果が伴わない試合もあった中、最終戦での内容とスコアは、選手たちの成長を示す象徴的な一戦だったと報じられている。
同メディアは、今大会が将来を担う東アジアの若手選手に国際経験を積ませることを目的としたEAFF主催の育成大会である点を強調。
18日から5日間にわたって8カ国が参加し、異なるサッカー文化に触れる貴重な場となったと位置づけている。
韓国は初戦の香港戦を0-2で落とし、2戦目も中国に1-1で引き分けるなど、結果が出なかった。その中でも大会を通じて粘り強く戦い、最終戦で日本を相手に成果を残した。
同メディアは「最後の試合で日本に完勝して大会を締めくくった」と、ライバル日本相手の勝利を前向きに評価した。
だが、近年韓国は年代別代表がアジアの舞台で苦戦する状況が続いており、育成年代の強化について議論する余地を残している。
育成と国際交流を主眼に置いた大会で得た手応えが、日韓両国の次世代を支える土台となっていきそうだ。
筆者：江島耕太郎（編集部）
