日本代表DF板倉滉と冨安健洋が所属するオランダの名門アヤックス。

そのアヤックスで期待される19歳の若手MFマルク・フェルカイルが悲劇に見舞われた。

21歳の恋人エリサさんがランニング中にひき逃げ事故に遭い、その後、亡くなったのだ。運転していた54歳女は逃走したものの、逮捕された。

フェルカイルは、亡くなったエリサさんと一緒に家を購入する計画を立てていたそう。

U-19オランダ代表でもあるフェルカイルが所属するヨング・アヤックスは22日にRKCと対戦。

試合前にはエリサさんへの黙祷が捧げられ、前半21分にはスタンドから追悼の拍手が送られた。

画像: ❤️ EMOTIONEEL EERBETOON aan overleden Elisa, vriendin van Verkuijl ️ | Samenvatting Jong Ajax - RKC www.youtube.com

❤️ EMOTIONEEL EERBETOON aan overleden Elisa, vriendin van Verkuijl ️ | Samenvatting Jong Ajax - RKC

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この試合に出場しなかったフェルカイルは、スタンドでエリサさんの名前が入ったユニフォームを掲げると思わず涙…。

アヤックスのライバルであるフェイエノールトも「強くあって」とのエールを送っている。

彼は、SNS上にハートと白い鳩の絵文字を投稿し、恋人の早すぎる死を悼んでいた。

アヤックスはこの試合に0-2で敗れたが、『NOS』などによれば、ウィレム・ヴァイス監督は「(チームがショックを受けているこのタイミングで試合をする)必要性を感じなかったし、多くの選手もそう感じていた。(ただ、オランダサッカー協会が日程変更の余地はないと判断したため)開催しなければならないことは、非常に早い段階から明らかだった。試合に臨む準備ができているかどうかの判断は選手たちに委ねた」と語っていたという。

筆者:井上大輔(編集部)

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