日本代表で歴代3位となる通算126試合に出場した37歳の吉田麻也。
サムライブルーでキャプテンも務めた男は、Jリーグでキャリアを始めると、オランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、そして、アメリカでプレーしてきた。
彼は、interfmの『吉田麻也 Treasure in Talk』で、転職に迷っているという社会人からの質問に対して、こんな話をしていた。
「(一般的な)社会人の時間軸とサッカー選手とかアスリートの時間軸って全然違うじゃないですか。ギュッーと凝縮されているので、一回一回の選択が非常に大事になってくるんですよ。
正直、一回間違っても大丈夫なのが一般的だとしたら、サッカー選手の場合、一個間違えたら、一年後にはまったく違う人生になっていることが起こるので。
選択を間違えてはいけないっていうのは非常に大事。
僕はよく後輩たちに、奥さん選びとエージェント選びは絶対に間違えちゃダメだって言ってるんですけど。このふたつを間違えて、うまくいかない選手は結構多いんですよね」
プロアスリートのキャリアは短いため、選択を間違えると取り返しがつかないこともある。そのため、人生とキャリアにおけるパートナー選びは非常に重要とのこと。
吉田は、若手から移籍の相談をされることも多いというが、最終的には自分の人生なので自分で決めろと伝えるそう。
どちらにしても正解はないので、自分が選んだ道を正解にしていくしかないという考えだとか。
筆者:井上大輔(編集部)
