大橋祐紀と森下龍矢が所属するイングランド2部ブラックバーン・ローヴァーズとキットサプライヤーのMacronは昨年12月31日、クラブ創設150周年を記念した限定ユニフォームを発表した。
ブラックバーンのイメージとは大きくかけ離れたデザインのユニフォームは、1試合限定で既に着用している。
Blackburn Rovers 2025-26 Macron 150th Anniversary

ブラックバーン 2025-26 Macron 150周年記念 ユニフォーム
ブラックバーンといえばブルーとホワイトの半々デザインが代名詞だが、この150周年モデルはホワイト一色。アクセントでブルーをあしらう。
Macronのロゴはシャツと同色で存在感を消し、すべてのスポンサー企業ロゴマークが外された。
今作は、1875年のクラブ創設当時に着用した初代ユニフォームの復刻版的なデザイン。ボタン止めの襟や左胸のマルタ十字など、ディテールは初代を忠実に再現している。

4つの矢印を組み合わせたような八角のマルタ十字は、キリスト教の騎士修道会であるマルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)のシンボルとして有名。イギリスでは勲章のデザインにも用いられている。
クラブとマルタ騎士団との関係は不明だが、記録上では最も古いとされる1875年11月15日のクラブ会議の場にて、ユニフォームの胸に青いマルタ十字を付けることが決まったという。
ちなみに、代名詞である青白半々のキットデザインが初めて登場したのは1878年と言われているが、その最初のエンブレムもマルタ十字だった。

150周年を祝うこのユニフォームは、2026年最初の試合となった1月1日の第25節レクサムで着用。残念ながら試合は0-2でホームのブラックバーンが敗れている。
この試合、大橋はフル出場を果たしたが、前々節で負傷した森下は欠場。ピッチ上で2人の日本代表の記念ユニフォーム姿を見ることは叶わなかった。

2人の日本代表も登場したキービジュアルは、地元にあるクイーン・エリザベス・グラマー・スクールにて撮影。クラブ創設者の一人が当時の校長で、生徒を選手としてスカウトするなど、ブラックバーンの誕生に深く関わったとされる学校だ。
クラブ創設150周年記念ユニフォームは、シーズンチケットホルダー優先で数量限定販売されたが、既に完売となっている。
筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyでユニ記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。


