韓国の名門チームの記者会見で、新監督が語った“スマートフォンの変更宣言”が大きな話題を呼んでいる。
韓国メディア『スポーツソウル』によると、2日に行われた水原三星のイ・ジョンヒョ氏の就任記者会見で、これまでアップル製品を愛用してきたイ監督が、今後はサムスン電子のギャラクシーを使用すると明言した。
理由は明快で、水原三星の親会社が韓国の大手テクノロジー企業・サムスン電子のグループ企業だからだ。
イ監督は昨季まで率いていた光州FCで、試合中に頻繁にアップルのタブレットを使用して戦術を確認している姿が印象的だったという。
それでも同監督は、「自分自身が先頭に立って示さなければ、クラブやグループ全体の投資も動かない」という覚悟の表れだったと語り、スマートフォンに限らず、タブレットやスマートウォッチなど私物のデバイスも順次切り替える考えだ。
イ監督は近年、日本でも高い評価を受けてきた指導者だ。
昨季のAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では光州FCを率い、リーグステージ初戦の横浜F・マリノス戦では7-3で大勝。さらに川崎フロンターレにもアウェイで勝利し、日本勢に強烈な印象を残した。
その後のACLE決勝トーナメント1回戦では、前年のJ1王者ヴィッセル神戸を2試合合計3-2で下し、クラブ史上初となるベスト8進出を達成。
今冬には神戸やサンフレッチェ広島の監督候補として名前が挙がり、日本のサッカーファンの間でも注目を集めていた。
アップルからギャラクシーへの切り替えは、水原三星再建に向けた決意表明であり、韓国屈指の戦術家イ・ジョンヒョの新章の始まりを象徴する出来事と言えそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)


