サッカー界でもしのぎを削ってきた日本と韓国だが、近年は格差が拡がっている。
日本代表は昨年、史上初となる日韓戦3連勝を達成。また、アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ・エリートの決勝トーナメント1回戦では日本のヴィッセル神戸と町田ゼルビアがそれぞれ韓国チームを撃破した。
韓国の『Footballist』は、韓国サッカーと日本サッカーの格差拡大への懸念があるとしつつ、水原三星を率いるイ・ジョンヒョ監督の発言が話題になっていると伝えている。
水原三星は二度のアジア制覇を成し遂げたことがある名門クラブだが、近年は2部リーグに低迷。
ただ、イ・ジョンヒョ監督を新たに招聘した今シーズンは、2部で開幕2連勝と好調な滑り出しを見せている。
50歳の指揮官は、日韓のサッカーについてこんな話をしていたそう。
「私はACLで日本のチームと対戦した経験から、今後韓国サッカーがどう進むべきかを正確に把握しているし、選手たちにも話した。
日本サッカーは韓国サッカーと大きな違いがある。私が知っている部分をあえて話す必要はないと思う。
私自身の経験をもとに、フィードバックチームなどと協議して解決策を見出した。答えを見つけ、その方法通りにトレーニングしている。
宮崎での合宿で日本チームと対戦した際、確実に答えを見つけたと感じた。
これは秘密だ。本当に大きな強みになるし、メディアも簡単には気づかないだろう。
水原はメディア露出が多い。相手も我々のサッカーへの対応力を高めている。私がわざわざ話す必要はない。我が選手たちにとっても助けにはならない。
日本のサッカーで見つけた答えを、韓国のサッカーのために共有したい気持ちはあるが、我々が置かれている状況を考えれば、共有すべきではないようだ。申し訳ない(笑)」
イ・ジョンヒョ監督は、光州FCを率いた際に神戸や川崎フロンターレ、横浜F・マリノスなどとの対戦経験がある。
また、水原は、元日本代表キャプテンの井原正巳氏を2025年7月~12月までコーチとして招聘していた。さらに、今年1~2月にかけては宮崎県でプレシーズンキャンプを実施。そこで複数のJリーグチームと対戦した際にヒントを得たものの、それを明かすつもりはないようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



