イタリア1部ウディネーゼとキットサプライヤーのMacronは4月29日、「フリウリ地震」から50年という節目に特別なユニフォームを発表した。

フリウリ地震とは、1976年にクラブの地元フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州で発生し、多くの死者と甚大な被害をもたらした地震である。

Udinese 2025-26 Macron 50th anniversary earthquake jersey

画像1: Udinese 2025-26 Macron 50th anniversary earthquake jersey

ウディネーゼ 2025-26 Macron フリウリ地震50年周年 ユニフォーム

50年前に地元フリウリ地方を襲った壊滅的な地震。その犠牲者を悼み、復興に立ち上がった人々に敬意を表すユニフォームは、通常のものとは明らかに雰囲気が異なる。

石造りの壁面を思わせるデザインは、地震で崩壊するも石を一つ一つ積み上げて再建した「ヴェンツォーネ大聖堂」の外観をモチーフとしている。

画像2: Udinese 2025-26 Macron 50th anniversary earthquake jersey

1976年5月6日に街を襲った地震は震源が浅かったこともあり、11世紀から残る歴史的な石造りの建造物などを含め多くの建物が崩壊し、尊い命が失われた。

この地震での揺れは、近隣のオーストリア、スイス、スロベニア、ドイツにまで及んだという。

画像3: Udinese 2025-26 Macron 50th anniversary earthquake jersey

胸には“IL FRIULI RINGRAZIA E NON DIMENTICA”(フリウリはあなた方への感謝を決して忘れない)を刻み、復興支援への謝意を伝える。

なお、哀悼と敬意を表し、パートナー企業の理解のもと、通常のスポンサーロゴマークはすべて外された。

エンブレムは80年代後半から90年代前半に使われたデザインが復活。地震当時はシマウマ柄のエンブレムだったが、雰囲気に合わせて白地に黒のシンプルなこちらを選択したのかもしれない。

画像4: Udinese 2025-26 Macron 50th anniversary earthquake jersey

今作の注目ポイントは両袖口にも。実は左右で色が異なる非対称の配色となっているのだが、ブラック一色の右袖は「喪章」なのだという。

着用試合については発表されていないが、現地時間5月2日のホームゲーム(トリノ戦)で着用する可能性もある。

哀悼と敬意を表したフリウリ地震50周年ユニフォームは、Macron公式オンラインストアで販売中。

筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)

Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍ら、Qolyでユニ記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。

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