『The Athletic』の記者が、FIFAワールドカップ2018年の日本代表vsベルギー代表戦を「これまで観戦したなかで最高の試合」と紹介した。

これまで観戦してきたなかで最高の試合は何か?千差万別のこの問いに対して、同メディアのスチュアート・ジェームズ記者は、ロシアで行われた2018年ワールドカップのラウンド16、日本代表vsベルギー代表戦(2-3)だと答えた。

「試合を観戦したという条件を当てはめれば、2018年ワールドカップのベルギー対日本戦を挙げたい。この記事を書く前にハイライト映像を見返したが、鳥肌が立った。それだけですべてが分かるだろう?」

当時、西野朗監督の下でW杯に臨んだ日本代表は、コロンビア代表、セネガル代表、ポーランド代表とのグループステージを突破し、決勝トーナメントの1発目で優勝候補のベルギー代表と激突した。

ロメル・ルカクやケヴィン・デ・ブライネ、エデン・アザールといった世界的スター選手を擁する同国は優勝候補だったが、先にリードしたのは日本だった。

原口元気と乾貴士のゴールで先制し、2-0で試合は残り21分となった。「しかし、ここから奇跡の逆転劇」を許してしまった。

ヤン・フェルトンゲンとマルアン・フェライニにそれぞれ頭で決められると、ドラマを試合終了間際に。後に「ロストフの14秒」といわれることになるベルギー代表の高速カウンターが発動し、逆転負けを喫した。

ジェームズ記者は、この試合を次のように振り返った。

「いまでも早朝に2人のイギリス人記者とスタジアムを出たときのことを鮮明に覚えている。全員が『これほど素晴らしい試合は見たことがない』と口をそろえた。そして同時に『日本代表がかわいそうだ』とも何度も思っていた」

「最高の試合」に選出されたことは誇らしいが、苦い思い出の一つでもあるベルギー代表戦。今夏に北中米で開催されるW杯に臨む日本代表は、「最高の試合」を更新できるだろうか。

筆者:本田建(編集部)

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