女子日本代表(なでしこジャパン)のニルス・ニールセン前監督が新たな職に就いた。
デンマーク出身のニールセン監督は、なでしこ史上初の外国人指揮官として、2024年末に着任。20試合を戦って12勝4分4敗という戦績で、今年3月に行われたAFCアジアカップでは2大会ぶりの優勝を成し遂げた。
しかし女子ナショナルチームダイレクターである佐々木則夫氏から、指導に甘さなどがあったと指摘されたうえで同大会をもって解任され、フリーの状態が続いていた。
そんななか、女子セリエAに昇格したコモ1907ウィメンズは18日、ニールセン氏をテクニカルディレクターに任命したと発表した。
コモはニールセン氏について「3つの異なる国で代表チームの監督経験を持つベテランのニールセン氏は、国際サッカー、長期的な選手育成、そしてハイパフォーマンス環境の構築に尽力してきた経歴を持つ」と紹介。そのうえでマンチェスター・シティ・ウィメンのフットボールディレクターの経歴などにも触れ、「コモ1907女子チームがセリエA初参戦に向けて準備を進める中、ニールセンは、技術面、パフォーマンス、選手育成、そしてトップチームとアカデミーの両方における育成計画など、クラブの長期戦略の策定を支援する」とした。
ニールセン氏はクラブ公式サイトでコメントを発表した。
「ここに来られて光栄だ。ここは私にとって特別な街。このクラブはまだ若いが、プロジェクトは順調に進んでおり、皆がとても興奮している。この環境には多くのポジティブな要素を感じている。このチームは大きな成功、歴史的なセリエA昇格を経験しており、それが多くの良いエネルギーを生み出している」
「私たちはそれを土台に築き上げていく必要がある。ここに来られてとてもワクワクしている。これは素晴らしいプロジェクトであり、私たちは定められた道を歩み続けるために全力を尽くしす。努力と献身なしには何も得られない。私たちはできる限りのことをしていく」
なお、コモ1907女子サッカー部門責任者のヘザー・オライリー氏は、「ニルスは女子サッカー界において稀有な経験を有している。彼は代表チーム、主要大会、一流選手、そして長期的なサッカー組織と関わってきた経験があり、その視点はセリエAに参入するコモ1907女子チームにとって非常に貴重なものとなるだろう。これはトップチームだけでなく、女子サッカープログラムの将来にとっても重要な人事だ」と期待を示した。
筆者:本田建(編集部)
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