欧州サッカー界を代表する名選手が、引退後の新たな挑戦へ踏み出しているようだ。
イギリスの公共放送『BBC』は現地時間23日、元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏がスポーツ投資事業に参画し、将来的なクラブ経営への関与を視野に入れていると報じた。
ベイル氏は2022年のカタール・ワールドカップを最後に現役を引退した。
トッテナムやレアル・マドリーで活躍し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を5度制覇。さらにウェールズ代表を64年ぶりのワールドカップ出場へ導くなど、ウェールズ史上最高の選手の一人として知られている。
現役引退後はゴルフ選手としても活動している同選手だが、『BBC』によると、同氏は現在、アメリカの投資会社『Juggernaut Capital』の創設者ジョン・シュルマン氏とともにスポーツ投資プラットフォームへ参画。
女子プロスポーツや新興リーグへの投資を進めるほか、サッカークラブへの出資も検討しているという。
ベイル氏は同メディアの取材に対し、「多くの選手は指導者や監督の道に進むが、最近はビジネスに目を向ける選手も増えている」とコメント。引退後は解説業や商業活動にも携わったものの、今回のプロジェクトについて「将来に向けて本当に胸が高鳴った」と語ったという。
近年では、元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカム氏がMLSのインテル・マイアミ共同オーナーとして成功を収め、元クロアチア代表MFルカ・モドリッチもスウォンジー・シティの少数株主となった。
名選手が指導者ではなく経営者や投資家として第二のキャリアを築くケースは増加傾向にある。
ベイル氏は地元ウェールズのクラブへの関与にも関心を示しながら、「心だけでなく頭で判断しなければならない」と慎重な姿勢を強調しているという。
ピッチで数々の栄光を手にしたレジェンドが、今度はビジネスの世界でどのような足跡を残すのか注目されそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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