サッカーW杯北中米大会で決勝トーナメント進出を決めたサッカー日本代表は、決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦。前半29分に佐野海舟選手のゴールで先制点を奪うも、後半にカゼミーロ選手のゴールで同点に追い付かれると、防戦一方の日本は後半終了間際の後半50分に、マルティネッリ選手のゴールが決まり、ブラジル代表が2対1で逆転勝ち。またしても日本代表の決勝トーナメントでの初勝利はお預けとなった。
自分の特長を見失わなった前田選手が躍動

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GK:鈴木 彩艶 6.5 シュートストップとキックが抜群。ハイボールだけはスウェーデン代表戦以降不安定なまま解消されなかった。
DF:谷口 彰悟 7.0 堅実なカバーと安定のビルドアップでチームに貢献。気合が入りすぎていたのかヘディングがちゃんと飛ばなかった。
DF:伊藤 洋輝 5.5 守備で貢献していたが失点シーンで被ったのはもったいなかった。疲れからか自慢のキックも精彩を欠いた。
DF:冨安 健洋 5.5 ずっとどこかを痛そうにしていた。まだコンディションが整っていなかったのだろうか。期待が高かっただけにもどかしかった。決勝点の場面ではマークを外したくなかった。
MF:堂安 律 6.5 守備面での貢献が大きい。ヴィニシウスジュニオール選手のサイドなので、もっと攻撃面でも自分の特長を出したかったところだろう。
MF:前田 大然 7.0 抜群の運動量とスピードでチームに貢献。何なら今日は上田選手よりもボールが収まっていた。
MF: 中村 敬斗 6.0 いまいち波に乗り切れなかった。本来の力ならもっとドリブルが機能していてもよかった気がする。
MF:伊東 純也 6.5 守備での貢献と共に攻撃面でもブラジル代表を脅かすも、やや孤立が目立つ結果に。もう少し中でプレーしてもよかったかもしれない。
MF:鎌田 大地 5.5 守備での貢献は大きかったが、攻撃時のミスが目立った。裏抜けする選手がいても得意の裏へのスルーパスが出されることはなかった。
MF:佐野 海舟 7.0 守備面の貢献だけでなく、一人で得点まで挙げてしまった。いきなりイエローカードもらうのは勘弁してほしい。
FW:上田 綺世 4.5 前半はコーナーからのヘディング以外ほとんど機能していなかった。後半に入り持ち直したが、そこからチームのリズムを立て直すのは難しかった。

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〈交代選手〉
MF:菅原 由勢 5.0 縦パスを1本きれいに通したが、それ以外はせっかくのセンタリングの場面もあまりうまくいかなかった。守備面でも慌てている様子でドタバタしていた。
MF:鈴木 淳之介 5.0 攻撃面で機能しなかったのは致し方ないというところか。手で押したときは2枚目のイエローカードを覚悟させられた。
MF:田中 碧 5.0 出しどころがなかったのかもしれないが、全体的に前方へのパスの意識があまり感じられなかった。失点につながったミスはスウェーデン代表戦で菅原選手もやらかしているので、「ここでどうこう……」ということはないが、直前にもボール奪取直後にロストしており、同じミスを繰り返してしまったのはまずかった。
MF:町野 修斗 4.5 ほとんど機能しなかった。いきなりじゃ緊張するよね。
FW:小川 航基 5.0 最後の最後の放り込み要因だったが、ちゃんと競れなかった。まあ仕方ない。
監督:森保 一 5.5 けが人続出の中でよくチーム編成したが、リーグ戦での選手起用によって、チーム内序列をはっきりさせてしまった感があり、結果的に途中出場の選手が機能しなくなってしまう環境を作り出してしまったような気がする。この試合でも選手を交代すればするほど勝ち筋が消えていくように見え、現実路線なのかもしれないが、勝負師としては厳しい結果となった。

〈桐木優・プロフィール〉
1977年静岡県生まれ。韮山高校を卒業後、単身ブラジルにサッカー修行に渡り、無事にプロ契約を勝ち取るも、試合中に後ろからカニバサミを喰らって、泣く泣く引退に追い込まれる。
日本でのサラリーマン生活を経て、介護会社を起業。その後は現場の声を政治に届けるために一念発起し、2011年の多摩市議会議員選挙に初当選を果たした。
自身のホームページに何気なく掲載した「東京ヴェルディ観戦記」が注目を集め、『サッカーに詳しすぎる市議会議員』として知られるように。近年は幅広く社会保障全般に携わる『肩書きの多すぎる市議会議員』としても存在感を示している。
主な資格・職業は、多摩市議会議員の他に、ケアマネジャー、相談支援専門員、保育士、社労士、行政書士、宅建士、管理業務主任者、公認心理師、はり灸マッサージ師、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、サッカーC級コーチ、サッカー3級審判員等
執筆:桐木優
写真:Getty Images、本人提供
