ワールドカップはいよいよ準々決勝以降の戦いが始まる。

今大会で躍進を見せているのが、ノルウェーだ。

1998年大会以来、実に28年ぶりの出場となったが、王国ブラジルを撃破するなどしてベスト8に勝ちあがった。

そのノルウェーを牽引しているのが、怪物FWアーリング・ハーランド。

195センチという巨漢で強さと高さはもちろん、スピードまで兼ね備えた世界最強ストライカーだ。

今大会は7ゴールを叩き出しており、特にブラジル戦での2得点はまさに圧巻だった。

そのハーランドは、オーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルク時代には南野拓実や奥川雅也らともプレーしたことがある。

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特に前線でタッグを形成した南野とは今でも仲良しだ。

怪物然としたハーランドだが、ザルツブルク時代には当時の監督から『やさしすぎる』と指摘されたこともある。

2019年当時、ジェシー・マーシュ監督はこんな話をしていたこともある。

「彼には才能があるが、より重要なのは人間性だ。

毎日の練習や全ての試合でチームのために全力を尽くそうとする。

知り合ったこの半年間で彼の自分勝手な瞬間は一度たりとも見たことがない。

PKキッカーをチームメイトに譲ってしまう時期もあった。彼はチームメイトたちとポジティブなエネルギーを共有したがっていたからね。

だから、『ダメだ、PKキッカーはアーリン』と私が介入して、チームに言わなければいけなかったんだ。彼はそういう若者なんだよ」

ハーランドは、PKキッカーだったにもかかわらず、チームメイトに譲ってしまうことが何度もあったそう。そのため、監督がわざわざ介入しなければいけなかったとか。

実際、ハーランドは19歳だったザルツブルク時代に2戦連続のハットトリックがかかった試合の決定機でシュートではなく南野へのパスを選択したこともある。

また、10代だった頃は、ハットトリックした際に貰える試合球と一緒にベッドに入っていたというかわいいエピソードもある。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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