日本の天才少年として期待を背負ってきた久保建英は今年で25歳になった。

韓国で久保と同じく天才扱いされてきたのが、イ・ガンインだ。

2人は、2001年生まれ、左利きのアタッカー、スペインで育成されたという類似点を持つ。そして、マジョルカではチームメイトになり、その後、友情も育んだ。

今夏、イ・ガンインは欧州王者PSGからスペインの強豪アトレティコ・マドリーへ移籍。

クラブのレジェンドであるアントワーヌ・グリーズマンが背負ってきた7番を受け継ぐことになった。

そうしたなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は「アトレティコのイ・ガンイン獲得を巡る、日本と韓国の予期せぬライバル関係」と伝えていた。

「アトレティコがイ・ガンインを新戦力として獲得。日本側は自国選手が選ばれることを期待していたが、結果は韓国人選手の加入となった。

この獲得がSNS上で日韓間でライバル関係に火をつけることになるとは、ほとんど予想していなかった。両国が、地域における文化やスポーツの覇権を争っているのは言うまでもないが。

日本のファンは、グリーズマンの後継者が久保建英になることを期待していた。実際、彼は獲得候補リストに名を連ねていた。

しかし、最終的に加入したのは韓国人選手であり、多くの日本のファンを失望させた。一部の韓国メディアは、日本のファンの落胆について報じている。

日本では、韓国サッカー協会が移籍金の一部を負担したのではないかという憶測も飛び交ったが、これは現実とはかけ離れた話である。

また、韓国の『現代自動車(ヒョンデ)』がアトレティコの公式スポンサーであることが、この決定に影響を与えたのではないかという憶測もあった。

この自動車メーカーが、国民的アイドルである新加入選手を様々なプロモーションに起用することは明らかだが、それは決定的な要因ではなかった。

イ・ガンインが選ばれたのは、アトレティコのフットボールディレクターであるマテウ・アレマニーが、バレンシア在籍時に彼を知っていたからで、冬の移籍市場でもすでに獲得を試みていた」

一部の日韓サポーターの反応がスペインでも話題になっているようだ。

なお、久保は、イ・ガンインのアトレティコ移籍を伝えるSNS投稿にいいねをしている。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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