アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)DFレオ・デリクが、元パートナーに対する2件の強姦罪で、懲役刑13年を言い渡された。

『ESPN』によると、この判決はブラジルのクリチバの裁判所で下された。デリクは2024年に元交際相手に対して、強姦や監禁を行ったという。これにより21歳の同選手は懲役13年の判決を受けたが、選手側は不服として上訴する意向。身柄の拘束を受けずにいることが認められているが、裁判所は訴訟費用に加えて2万レアルの損害賠償を支払うよう命じている。

一方、検察当局は「事件記録に集められた証拠は有罪判決を正当化するには不十分であり、司法による反対尋問の下で収集された供述を比較すると、強姦罪に関する供述に食い違いがあることを挙げた。(検察庁は)また、被告人が事実01および02を犯したと断定する確証がないため、精神的損害に対する刑事責任を被告人に負わせることは不可能であると強調した」と一転して、選手の無罪を主張していたが、裁判官のタイス・デ・ポーラ・シェール氏は証拠が十分だとして有罪にした。

判決文では「強姦未遂事件の重大性と犯人は、被害者の確固とした、一貫性のある、調和のとれた証言によって立証され、証拠によって裏付けられており、法医学的検査がなくても有罪判決を下すのに十分である。家庭内で発生した性犯罪における被害者の証言は、その行為の秘密性や被害者の脆弱性を考慮すると、ジェンダーの視点に基づく判決のための議定書および確立された判例法によれば、特別な証拠価値を有する」と記されているという。

なお、アトレチコ・パラナエンセは「本件は非公開で進められている訴訟であるため、クラブは訴訟内容やそこで議論されている事実についてコメントしない」としつつ、「この判決は第一審裁判所によるものであり、控訴の対象となる。当クラブは訴訟手続きの当事者ではなく、最終的かつ控訴不可能な判決が下されるまで、適用される法的保証を遵守し、通常の手続きを尊重する」と、声明を発表した。

デリクの弁護団は、判決を覆すべく正式な控訴を行う見通し。若きDFのキャリアは岐路に立たされている。

筆者:本田建(編集部)

画像提供:Getty Images

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