日本の女子バドミントン界を牽引してきた山口茜。
世界選手権優勝、BWF世界ランキング1位など輝かしい戦績を収めてきたスターは29歳になった。
その山口は、インドで行われた世界選手権で4度目の優勝を目指したが、銀メダルに終わった。
決勝で立ち塞がったのは、現在世界ランク1位の韓国アン・セヨン。
24歳のアンは2024年パリオリンピックの金メダリストでもある。今大会の決勝では2ゲームを連取して山口を下した。
そうしたなか、韓国紙『OSEN』は、「世界ランク2位の山口とは比べ物にならないレベル…アン・セヨン、バドミントン最強論争に終止符」と伝えていた。
「決勝戦はアンの圧倒的な実力を改めて確認する舞台となった。
世界ランキング2位の山口が強力なライバルと目されていたが、アンが2ゲームをいずれも制し、完璧な優勝を成し遂げた。
さらに驚くべき記録は試合後に明らかになった。アンのPEAK ELOスコアは、世界選手権優勝前の2882点から2903点へと上昇。バドミントン史上初めて2900点を突破した。
ELOは単に大会で獲得したランキングポイントを合算する方式とは異なる。対戦相手のレベルや試合結果などを反映し、ライバルたちに対してどの程度の競技力を示したかを数値化する。
2903点は、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5種目を通じて歴代最高のPEAK ELO記録として集計された。
女子シングルスだけで高い評価を受けたのではなく、全種目を基準に見ても、その競技力が歴代最高レベルと評価されていることを意味する。
今回の世界選手権で見せたパフォーマンスはその数値を裏付けるものだった。1ゲームも落とさず全勝優勝を達成。
特に決勝で対戦した山口は世界ランキング2位のトッププレーヤー。しかし、アンはどれほど圧倒的な実力を備えているかを示した。
3年ぶりに世界女王に返り咲くと、史上初のELO2900ポイント突破という記録も加え、自身の全盛期を歴史的なレベルへ引き上げてみせた」
実力者である山口を下して、圧倒的な力を見せつけたとのこと。
なお、山口は中国選手に抜かれて、今月25日時点の世界ランキングでは3位になった。
筆者:井上大輔(編集部)
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