J2藤枝MYFCの槙野智章監督が2026/27明治安田J2リーグの月間監督賞をとなった。
明治安田J2・J3百年構想リーグより藤枝に監督に就任し、自身初となるJリーグクラブの監督業に挑んでいる元日本代表の槙野氏。8月は3勝1敗の成績で、今季は第5節終了時点で4位につけている。
熱意あふれる演説だけでなく、セットプレー時にはさまざまなイラストの描かれた作戦ボードを使用するなど、奇想天外な発想でJリーグ界に新風を巻き起こしている。
そんななか、Jリーグは「最も優れたマネジメントをした監督(試合内容、フェアプレー、ベンチマナー、監督インタビューの内容、チームスタッツ等を総合的に評価)」した月間監督に槙野監督を選出した。
槙野監督はコメントを発表した。
「この度、8月度 月間監督賞をいただくことができました。まずは、選手たちに感謝したいです。走って、闘って、身体を張って。そして、僕が求めることに全力で応え続けてくれた選手たち。さらに、次から次へと出てくる僕のアイデアや、時には無茶振りにも付き合いながら、毎日チームを支えてくれているコーチングスタッフ。みんなの力があってこそ、いただけた賞だと思っています」
「僕は日頃から、選手、スタッフ、クラブのみんなに『オーケストラ』の話をしています。一人ひとり役割は違う。奏でる音も違う。でも、それぞれが自分の持っている最高の音を奏で、それがひとつになった時に、最高のサッカーが生まれる。8月はリーグ戦、3勝1敗。厳しいアウェイでの連戦も、チーム全員で乗り越えることができました。ただ、僕たちの演奏はまだまだ完成していません。音を外す日もある。テンポが合わない日もある。監督である僕の指揮が、少し激しすぎる日もあるかもしれません。それでも、みんなで音を合わせ続ければ、もっと面白いサッカーができる。もっと強いチームになれる」
「そして、もっとたくさんの人をワクワクさせられる。9月もすでに、新しい演奏は始まっています。選手、スタッフ、クラブ、そしていつも背中を押してくださるファン・サポーターの皆さんと一緒に、藤枝にしか奏でられないサッカーを、もっともっと響かせていきたいと思います。この賞に満足することなくここから更に、『藤枝交響曲』ボリュームを上げていきましょう!本当にありがとうございます」
なお、選考委員会の元日本代表の安田理大氏は「調子に乗るので本当はこの賞をあげたくないが、主力選手を抜かれたチームをしっかりまとめて結果を出し、ピッチ内ピッチ外でもお祭り男だった。藤枝今節はどうだったかな?と思わせてくれる。ミラージオ」と称賛。
日本サッカー協会(JFA)も「話題性・派手さだけでなく、中身も伴っている」と槙野監督の手腕を高く評価した。
筆者:本田建(編集部)
写真提供:Getty Images
