今季からシーズン期間を移行したJリーグ。これまでは春秋制だったが、秋春制へと変更した。

試合開催のコンディションや、欧州主要リーグと同じ開催時期に合わせるメリットを目的に移行に踏み切った。

韓国のKリーグは現在も春秋制。例年、2月か3月に開幕し、11月に閉幕するという流れ。

そうしたなか、韓国紙『Chosun』は、「Jリーグも変えたのに…Kリーグだけが『井の中の蛙』になってしまうのか」と危惧していた。

「韓国では2月の寒さの中で開幕し、12月の寒さの中でシーズンが終わる。

春秋制だった日本、韓国、中国のリーグは、東アジアの気候環境上、最も寒い12月、1月、2月を避けるため、春に開幕し、秋にシーズンを終えるのがいいという判断だった。

しかし、日本のJリーグも秋春制へ移行した」

世界の主要リーグは秋春制のため、「春秋制のKリーグは選手移籍などで多くのデメリット」があるとしている。

その一方、「スタジアムの融雪設備など、インフラの準備は皆無。各スタジアムへの融雪設備導入には30億ウォン(約3.5億円)以上が必要」との問題があるとしている。

韓国の気候は夏が熱く、冬が寒い。今年8月には観測史上最高となる42.5度が記録され、ソウルでは気温が25度を下回らない熱帯夜が17日連続で続くなど酷暑となった。

Kリーグでも観客が失神したり、選手は大量の発汗でパフォーマンスが低下するなどの問題が指摘された。

その一方で、韓国は日本以上の厳冬で、ファンは氷点下での観戦を余儀なくされることもあるという。

ただ、スタジアムに融雪設備を導入するには多額の投資が必要になるため、ジレンマに陥っているようだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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