先週末に開幕したセリエA。
日本での放映権を持つ『スカパー!』でもエラス・ヴェローナ対ローマ戦、ユヴェントス対ウディネーゼ戦、フィオレンティーナ対ミラン戦といったゲームが放送されたのだが、その中継のなかで驚きの変更点があった。
選手が登場し整列した際、セリエAの公式アンセムが流れたのだ。
公式アンセムの名は"O Generosa"。ジョヴァンニ・アッレヴィ氏が制作した楽曲で、新シーズンからセリエAの公式アンセムになったようだ。
このアンセムはセリエAの第1節キックオフ前に各スタジアムで流された。選手たちは整列してこのアンセムに耳を傾けていたのだが、その様子はまるでUEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグのようである。
同局で最も早いタイミングでの中継となったのはエラス・ヴェローナ対ローマ戦であったが、この試合を実況した下田恒幸氏もこの演出には驚いており、試合前の整列時にアンセムが流されることは日本の中継チームにも知らされていなかったようだ。
第1節だけの特別演出という可能性もゼロではないが・・・いずれにしてもちょっと驚きの演出であった。