「ニッパツ三ツ沢球技場」の名前が、2016年度以降も継続される見通しです。

横浜F・マリノス、横浜FC、YSCC横浜とJリーグの全カテゴリーで本拠地となっている三ツ沢球技場は、2008年度から日本発条株式会社が命名権を取得し、「ニッパツ三ツ沢球技場」となっています。2013年に更新された命名権は2015年度で終了しますが、2016年度以降も継続される見通しになりました。

これは、10月29日のプレスデーを皮切りに開幕した「第44回東京モーターショー」に出展している日本発条が明らかにしたもので、命名権の更新で同社と施設所有者の横浜市が合意したそうです。名称は同社のブランド名である「NHKニッパツ」にちなんだ現状のままとなります。

なお、新たな契約期間は5年間、2016年3月1日から2021年2月28日までとなる模様です。2020年の東京五輪ではこの名称で各国選手団の練習などに活用される可能性が高くなりました。

≪メディアブリーフィングを行う日本発条の玉村和己社長≫

ニッパツ三ツ沢球技場はYSCC横浜のJ3リーグ参入に続き、今年はなでしこ3部相当のチャレンジリーグ2試合を開催した横浜FCシーガルズも2部との入れ替え戦に進んでいます。また、ラグビーでも関東大学リーグや社会人のトップリーグの試合が予定され、現在でも週末はほぼ予定が埋まっている状態です。

今後もニッパツ三ツ沢球技場での試合数は増加すると見込んでいる日本発条は、企業知名度の向上に加え、本社所在地である横浜での地域貢献にもなるとしています。

なお、東京モーターショーでは他にも取材を行いました。その模様は、追ってレポートさせていただきます。

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