先月、移籍後初ゴールを含む4得点をマークしたポーランド一部シュロンスク・ヴロツワフの森岡亮太。その勢いは5月になっても続いているようだ。
ポーランドは先月9日までにレギュラーシーズンを終え、13位だったシュロンスクは下位8チームが進む順位決定ラウンドを戦っている。
森岡は7日に行われたテルマリカ・ニエチェツァとの第5戦に先発フル出場し、前半18分に先制ゴールを決めた。
味方からの横パスを中央で受けた森岡は、間髪を入れずにワンステップで右足を振り抜く。シュートにそれほど威力はなかったがボールはDFの股を抜け、吸い込まれるようにゴール左隅へ転がった。
一瞬で前を向いた正確な予測とボールコントロール、意表を突いたタイミングでのシュート。一見すると地味だが、高度な技術と頭脳が凝縮された“巧みな技”にGKは反応もままならなかった。
森岡はこれが今季5ゴール目となるが、その全てはここ7試合に生まれたもの。チームはこのホームゲームを2-1で勝利し、残り2試合となった順位決定ラウンドでも2番手につけている。
WKS シロンスクはテルマリカ(Termalica)に2-1で勝ちました。森岡は1ゴールを決め、今シーズン5点目としました。@morsista44 👏 przybija piątkę https://t.co/UgK8HG8pKO pic.twitter.com/B6UEt2s5ZX
— Śląsk Wrocław (@SlaskWroclawPl) 2016年5月9日