3日に最新メンバーを発表した日本代表。

今回の発表では28歳の大橋祐紀(ブラックバーン)が初招集され、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、瀬古歩夢(グラスホッパー)の2選手が復帰した。

ただ所属クラブで結果を残しながら呼ばれない選手たちも。ここでは、待望論があったものの招集されなかった選手をその事情と一緒にみてみよう。

町野修斗(ホルシュタイン・キール)

日本代表:5試合3得点

中山雄太の負傷により、2022年ワールドカップに滑り込みでメンバー入りした町野修斗。

ただ直前の親善試合で結果を残せず、本番では出場なし。世界で戦う力を身につけるべく昨夏ドイツ2部のホルシュタイン・キールへ移籍した。

ドイツでは加入当初は苦しんだが、後半はフィットしてクラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格に大きく貢献。今季チームは最下位に沈んでいるものの、町野個人はブンデスリーガ5試合4ゴール(公式戦6試合5ゴール)と暴れている。

今回、浅野拓磨の招集外が決定的だっただけに復帰の声が高まった。しかし森保監督はシャドーも可能な大橋を選択、昨年3月以来の復帰はならなかった。

古橋亨梧(セルティック)

日本代表:21試合5得点

セルティックでレジェンド級の活躍を続ける古橋亨梧。

昨季はブレンダン・ロジャーズ監督の新体制になかなかフィットせず先発落ちする試合もあったが、それでも公式戦19得点。今季も開幕からゴールを重ねている。

今夏のプレシーズンマッチではマンチェスター・シティとチェルシー相手から得点を決めた。その後シティへの移籍が取り沙汰されたが、最終的にはまとまらなかった。

最近になって、シティはまだ古橋に興味を持っているとも伝えられている。代表での一発逆転を狙うにはやはり移籍しかないのだろうか。