8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表と同じアジア最終予選のグループCを戦っている中国。
25日にホームでオーストラリアを迎え撃ったが、0-2で敗れてしまい、最下位から脱出することはできなかった。
杭州オリンピック・スポーツ・エキスポセンターには70,588人もの観客が詰めかけたが、前半16分に先制されると、前半29分にはGK王大雷がまさかのキャッチミスで痛恨の失点…(動画1分40秒から)。
後半には元Jリーガーのセルジーニョを代表デビューさせたが、最後まで得点を奪えず。36歳の守護神は「低レベルのミス、有罪!監督失望」と現地で批判されている。
ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は「2点目の失点は残念で、予想外の事態だったと言わざるを得ない。サッカーでは、あのようなことが常に起こる。あのボールは、GKにとって判断が少し難しい。目の前には密集したディフェンダーがいて、視界は遮られている。また、1試合で悲観的になる必要もない。彼はこの前のサウジアラビア戦で素晴らしいプレーを見せた」と擁護していたが、その指揮官にも一部で解任論が叫ばれ始めている。
中国はバーレーンと並んで勝点6だが、得失点差で最下位。6月に行われる最後の2試合はインドネシア、バーレーンとの対戦になる。