8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表は、25日のサウジアラビア戦を0-0で引き分けた。
20日のバーレーン戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた久保建英は、この日も先発起用されている。久保はバーレーン戦にフル出場し、サウジ戦でも62分プレーした。
そうしたなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、「すでにW杯出場権を獲得している日本代表は、久保にわずか28分の休息しか与えなかった」と伝えていた。
「日本の慈悲が少し期待されていたが、久保は先発メンバーに戻った。
数日前のバーレーン戦ではフル出場で得点とアシストを記録し、日本はその勝利でW杯出場権を獲得していたにもかかわらずだ。
久保はサウジ戦で最後の28分間だけ休養し、ほぼ160分間プレーした後、今後数時間でソシエダに戻り、今後の試合に向けて可能な限り最高のコンディションで臨むために、さらに休養を取る予定」
また、ソシエダの地元紙『El Diario Vasco』もこう伝えている。
「レアル・ソシエダのコーチ陣は、日本がW杯出場権を確保したため、久保はサウジ戦には出場しないか、少なくとも先発出場しないことを期待していたが、そのいずれも実現しなかった。
彼は激しい試合で62分間プレー。相手DFから低いタックルを受けて恐怖を感じるシーンも。62分で交代したが、負傷はしていない模様。
そのため、彼はできるだけ早く帰路に着くつもり。日本での2試合と、それぞれ約16時間に及ぶ二度の移動後、イマノル監督がその日に休養が必要だと判断しない限り、彼は木曜日に全員と練習する予定だ」
久保は所属するソシエダで今季のプレータイムが多い選手のひとり。クラブとしては久保がサウジ戦で温存されることを期待していたようだ。
ソシエダは29日にバジャドリー戦、4月1日にはレアル・マドリー戦が控えている。