『ESPN』は24日、「アメリカ・メジャーリーグサッカーのクラブは、将来的にルーニーの獲得に近づく」と報じた。

先日から中国への移籍の噂が流れていたウェイン・ルーニーであるが、本人がクラブ公式サイトでその動きを否定した。少なくとも当面はオールド・トラッフォードでのプレーを続けることが明言されており、マンチェスター・ユナイテッドのファンにとっては胸を撫で下ろすような発表になった。

しかし、彼が現在置かれている立場を考えると、将来的にはマンチェスター・ユナイテッドを退団することになる可能性は高いと考えられている。

『ESPN』の情報筋によれば、今現在ルーニーの獲得に向かっているアメリカのクラブはないものの、複数の関心は存在するという。2018年に新規参入することが決まっているロサンゼルスFCが獲得を希望していると言われており、動きが注目されている。

フランク・ランパードやスティーヴン・ジェラードなど、イングランドのレジェンドはこれまでも中国や中東よりアメリカを選んできたという歴史がある。メジャーリーグ側としてもルーニーが30代前半でアメリカにやってきた際の経済的なメリット、ブランド力については間違いなく認識しているはずだ。

また、イタリア方面では『Tuttomercatoweb』が「本田圭佑は近い間にシアトル・サウンダーズへと移籍する」と伝えている。

本田圭佑もまだ30歳という年齢であり、決してキャリアの終焉に差し掛かったベテランではない。シアトル・サウンダーズは既に「ベッカム・ルール」(サラリーキャップ制の年俸制限に該当しない選手)の2枚の枠が埋まっている(デンプシー、ロデイロ)が、25万ドル(およそ2800万円)の贅沢税を支払えば3人目の獲得は可能ではある。

中国のマーケットは2月末に閉まる。そして、それ以降も獲得が可能なアメリカ・メジャーリーグサッカーはここでスター獲得に本腰を入れてくるはずだ。

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