2016シーズン、風間八宏監督の下で年間2位の勝ち点72を稼いだ川崎フロンターレ。J1最多得点の68を数えたものの、チャンピオンシップで鹿島アントラーズに敗れタイトルを獲得することはできなかった。

風間体制の集大成を経て、今シーズンは鬼木達監督の下で新たなスタートを切った。今回はフロンターレのために等々力競技場の近くに引っ越し、昨シーズンにはアウェイも含めて極力家族で試合観戦したというTさんに話を伺った。

2017年のフロンターレの展望は?

大久保嘉人と風間八宏という稀代のエースストライカーと個性的な哲学を持った監督が去ったことによって、目指すサッカーは変わらないと公言しつつも、大きく変わることを余儀なくされた川崎フロンターレ。

フロントやサポーターが期待を込めて描く画は、2012年のサンフレッチェ広島だろう。(現浦和の)ミハイロ・ペトロヴィッチ監督から当時ヘッドコーチだった森保一に交代することによってミシャが残した攻撃哲学と森保の現実路線が上手く融合し、見事に就任1年目から優勝を飾った。

鬼木監督と森保氏は辿ってきたキャリアやパーソナリティ、また前監督がやや理想主義といったところをとっても共通項は幾つもある。

もちろん広島の2012年ほど上手くいく事は奇跡的ではあるとは思っているが、優勝の可能性は決して絶望的ではなく、少なくとも今期の2強と目される鹿島と浦和を追随する存在になるのではと考える。

キーマン、課題は?

キーマンはガンバ大阪から移籍してきた阿部浩之か。従来の攻撃サッカーに加えて家長昭博と中村憲剛という決して運動量の多くない2人に加えてボランチに大島僚太を置く以上、得点力を兼ね備えながらも。運動量があり献身的な守備をする阿部の存在は貴重だ。

懸念点としては大久保嘉人の代わりに点を獲ってくれるセンターフォワードのコマ不足になるだろう。小林悠が純然たるワントップのストライカータイプではない。怪我の多い選手ということもあり、昨シーズン怪我に泣いた森本貴幸が遂に復活するのか、家長や阿部、ハイネル、または大きなブレイクが期待される三好康児など2列目の選手が得点を量産するのか、鬼木監督の手腕が試されている。

ずばり予想順位は?

予想順位は優勝に決まっているじゃないですか。

※インタビューは2/24に行い、初戦の結果を踏まえたものではございません。ご了承ください。