フランスはプレーオフの経験を持たないが、1994年W杯予選の最終節ブルガリア戦でまさかの敗戦(パリの悲劇)を喫するなど良いエピソードは残していない。EURO 2008においてグループリーグで敗退し、大きな批判に晒されながらも続投した現監督のレイモン・ドメネクだが、今予選中においても一部選手との不仲を大々的に報じられるなど、相変わらずフランス国内での人気がなく不安視されている。
対するアイルランドといえば、決して華やかではないが2002年W杯で見せた組織的な戦いと終盤に粘りを発揮するいわゆる“アイリッシュ魂”が持ち味。しかし、プレーオフで好成績を収めているわけではなく、2002年当時をよく知るロビー・キーン、キルバーンらの経験が鍵となるであろう。
経験なし |
EURO1996 | VSオランダ | 敗退 | 1敗 2失点 |