|
|
|
|
1月17日に行われたセリエ第20節で、ミランのロナウジーニョが完全復活を印象づけるトリプレッタを達成した。
ミランは前半12分、ボリエッロが倒されて得たPKをロナウジーニョが決めて開始早々に先制。ボリエッロを倒してしまったGKクルチはわずか10分での退場を余儀なくされてしまった。早くも一人少なくなってしまった最下位のシエナ。最近絶好調のマッカローネが必死の反撃を試みるも単独突破ではなかなかチャンスは産まれない。ポゼッションを高めるミランは28分に追加点を奪う。左サイドに展開したピルロからのクロスをボリエッロがダイレクトボレー。ビューティフルゴールが炸裂し、ミランはリードを拡げる。
後半も完全にミランペース。ミランがポゼッションで圧倒。時折訪れるカウンターの機会は、ネスタ、チアゴ・シウバらを中心に、さらには中盤の選手の守備への切り替えも素早く、完全封鎖する。ミラニスティのチャントが鳴り響く中、72分に追加点が産まれる。ベッカムのCKをロナウジーニョがヘディングで決めて2戦連続のドッピエッタを達成した。
しかし、今夜の“ロナウジーニョ・ショー”はまだ終わらない。終了間際の89分。途中出場でボールを欲しがるインザーギを尻目に、ロナウジーニョが右足で放ったミドルシュートは鋭く落ちてネットに突き刺さった。ロナウジーニョはセリエA初のトリプレッタを達成した。
最下位相手、しかも退場者1名という条件下ではあるが、ロナウジーニョのコンディションが上がっているのは間違いない。ドリブルでの強引な仕掛けも増え、プレーの選択肢がバルセロナ時代に近づいていると言って過言ではない。完全復活してW杯へ。次節のミラノ・デルビーで、ロナウジーニョは再びショーを繰り広げられるであろうか。
|
|
|
|
|
|
【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介