「昨シーズン、我々は多くのタイトルを獲得したが、ここで行ったようなプレイはしていなかった」
「今夜のバルサはボールを支配し続け、アーセナルにまったくプレイさせなかった。前半の45分は私が監督になって最も質の高いゲームを見せていた。昨季の(チャンピオンズリーグ準々決勝)バイエルン戦のように4度のチャンスで4つのゴールを奪ったこともあるが、それ以上のパフォーマンスを見せた。私たちはサッカーというものはどうあるべきかを世界中に伝えているが、私もそんなチームを誇りに思っている。今夜の私のチームが見せてくれた素晴らしいサッカーは、正直、寝てしまってもいいぐらいだった(笑)つまり、文句のつけようがなかったんだ。数々のチャンスも作り出していたにも関わらず、準決勝進出を大きく手繰り寄せることは出来なかったことは残念だったが・・・」
「だが、スタジアムに来た観客達はきっと楽しめただろう。それは重要なことだ。私たちが美しいフットボールを見せようとするのは、人々に幸せを与えたいからだ」
「今回は守備的になるという、大きな失敗を犯してしまった。常に攻撃的な姿勢を貫かなくてはならない。もし、2-0でリードをしているのであれば、3-0を目指す必要がある。それはまさに、私がバルサに監督としてやってきた初日から今日に至るまで選手に伝え続けきたことだ。これは彼らの監督である限りやめることはない。」
結果自体は完全な満足感を得られなかったが、自身が目指すサッカーの方向を、選手達が前半の45分間で体現したことは、グアルディオラに充足感を与えたようだ。また、センターバック2枚の欠場により、次戦に向けて不安感も募るが、
「セカンド・レグでは、プジョルとピケを欠くことにより、余計に難しい試合になることが予想できるし、ファースト・レグよりも得点機を作ることは容易ではないと思う。ただ、私の指示は“攻撃あるのみ”だ。バルサは次のラウンドに進出してしかるべき資格を備えていると自負している。だが、アウェイゴールの2点で安心してはいけないのがフットボールだ。アウェイゲームをこの結果で終えたことは喜ばしいことであるが、同点という状況は“崩す”べきだろう。私は次の試合で“勝利したチームのみ”に栄光が訪れると信じている」
と語り、ゴールを狙い続けるそのプレイスタイルで勝利を公言した。
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