サッカークラブでありながらロックな魂が宿っているFCザンクトパウリ(ドイツ)。

かつて、クリスティアン・ラーンらを擁し1部リーグで旋風を巻き起こしたクラブであるが、オフィシャルサイトではお化け屋敷を意識した作り(選手まで幽霊や怪物っぽくアレンジ)だし、オフィシャル・ショップはパンク風なほったて小屋(?)で、チームの象徴は骸骨。とてもサッカークラブのオフィシャルサイトとは思えないデザインであり、何かとオリジナリティーにあふれているチームだ。

そんな、FCザンクトパウリが公式に設立されたのは1910年5月15日のこと。来月めでたく100周年を迎えることとなる。2009-2010シーズンの今季は1部昇格が濃厚とお祝いムード一色。となれば気になってしまうのが記念行事だ。

2006年にはFIFA WORLD CUPに対抗して、FIFAに加盟していない国(チベットら)を集めた対抗戦FIFI WILD CUPを主催、ザンクトパウリ共和国として出場している。

気になる100周年記念行事は5月15日にFCユナイテッド・オブ・マンチェスター(マンチェスター・ユナイテッドサポーターが設立した“アンチ・グレイザー”を掲げたサッカークラブ)、またスコットランドのセルティックと対戦する予定だ。

この2試合では設立当時のデザインの復刻となる100周年記念ユニフォーム(画像)の着用も予定されている。

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