Mes Kerman画像
メス・ケルマン(イラン)
予選グループ成績:グループD 3勝3敗 2位
国内リーグ成績:10勝8分け14敗 現在11位 (2009-2010)
Club DATA
本拠地 ケルマン
設立年度 1998年
チームカラー オレンジ
監督 ルカ・ボナチッチ(クロアチア)
FORMATION
GL REVIEW

今シーズン、国内リーグで下位を彷徨ったメス・ケルマン。ACLでグループステージを突破し、ようやく光が差し込んできたようだ。ショートパスを多用し、様々な選手が流動的に動いて攻撃参加するアグレッシブな戦術を使用している面白いチームだが、その割に決定力が乏しく、非常に守備が脆いのが弱点。しかしハマったときは魅力的なフットボールを見せてくれる。

得点源となるのはブラジル出身のストライカー、エデル・ルシアーノ。非常にシュート技術が高い選手で、両足でいろいろな状況からゴールを狙うことができる。またトップ下を務めることも多いメフディ・ラジャブザデーも、スペースに強いセカンドストライカー。決して決定力が高いとは言い難いが、2人ともリーグでチームが不調の中、二桁ゴールを奪った頼れる選手だ。

この戦術を使用する限り、守備が弱いのは仕方がないとして考えれば、あとは攻撃陣の中で前述の2人に続くブレイクが欲しいところ。グループリーグで使われたアリ・サメレー、ファフロディーニ、ビッデリはまだ戦術にフィットしていない。ただ誰かが控えの域を脱するようなパフォーマンスを見せれば、まだまだ上に行ける可能性はある。

KEY PLAYER
エデル・ルシアーノ(ブラジル)
シュートに持ち込む技術に長けるストライカー。大柄でもなくフィジカルも強くはないためターゲットマンにはなれないが、両足を器用に使えることを武器に、難しいボールを巧みにシュートに持ち込むことが出来る。サイドでもプレーが可能。
メフディ・ラジャブザデー(イラン)
飛び出しやドリブル突破を武器とするセカンドストライカー。エデル不在時にはワントップを務めるものの、その場合あまり機能性は期待出来ない。エデルと彼のどちらかが欠けると、チームはかなり台所事情が苦しくなる。
ホセイン・ユセフィ(イラン)
正確なクロスボールや飛距離の長いロングスローを持つ。本職はサイドバックだが、中盤でプレーすることも多い。フィジカルやスピードは決して高くはなく地味な選手だが、ユーティリティ性も含めて欠かせない選手。

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