Serbia
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0
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0-0
0-1 |
1
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Ghana
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得点者
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85' | ギャン(PK) |
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FIFA 選定 | Qoly.jp 選定 | |
ギャン(ガーナ) | ギャン(ガーナ) |
激戦が予想されるグループD。そのなかでも実績のあるドイツは本命として有力視されており、2位争いという意味で、セルビアとガーナ、共にお互い負けられない一戦。
試合は前半からガーナが組織的なプレッシングで主導権を握った。平面の勝負でガーナの圧力に対抗できないと感じたセルビアは、もう1つの大きな武器であるジギッチの高さを活かそうとしたが、セカンドボールへの反応もガーナの方が良くプレースキックを得るのが精一杯。練り上げられたセットプレーも不発に終わり、前半はヴィディッチを中心とした堅守でなんとか無失点でしのいだ。
後半もガーナの優勢は続いたが、風向きが変わり始めたのは、74分、ルコヴィッチが2枚目のイエローカードで退場してから。数的優位に立ったことで心に緩みが生じたガーナに対し、試合の方針がはっきりしたセルビアは攻守に集中したプレーを見せ、79分にはクラシッチが決定機を迎えた。
しかし、83分、左サイドからのクロスをクズマノヴィッチがペナルティーエリア内で痛恨のハンド。このPKをギャンがきっちりと沈め、結局これが決勝点。ガーナが今大会のアフリカ勢初勝利を手にした。