2010FIFAW杯グループF第1節のスペイン対スイスは、優勝候補スペインを相手にスイスが勝利するという驚きの展開となった。以下は、その試合でのスイス代表のスターティングメンバーを個別に採点したものである。

■No.1 ディエゴ・ベナーリオ 【GK】 7.5

終始安定したパフォーマンスで最後の砦として君臨。ワールドクラスのゴールキーパーであることを証明した。

■No.2 シュテファン・リヒトシュタイナー 【RB】 7.5

気持ちを前面に押し出し粘り強い守備を続け、時折見せる攻撃参加も効果的であった。キレ癖を抑えられたのも評価できる。

■No.4 フィリップ・センデロス 【CB】 5.5

前半途中で負傷交代。守備陣のリーダーだけに次節までに戻ってこられるかどうかが気になるところ。

■No.6 ベンヤミン・フッゲル 【CH】 7.0

持ち味の守備力を如何なく発揮しバイタルエリアをケア。与えられた仕事を黙々とこなした。

■No.7 トランクイッロ・バルネッタ 【RH】 6.0

守備には回るシーンが多かったため、得意のドリブル突破を見せるシーンは数えるほどしかなかった。

■No.8 ギョクハン・インレル 【CH】 7.0

フッゲルと共に中盤のセンターに強固な壁を作った。フィルター役として申し分ない働きを見せた。

■No.10 ブライス・エンクフォ 【FT】 6.5

フィジカルの強さとベテランらしい落ち着きで前線でタメを作った。得点シーンでは影の功労者。

■No.13 ステファヌ・グリシュタン 【CB】 7.5

相棒のセンデロスが負傷交代するも、途中加入のフォン・ベルゲンとの連携も問題無くパーフェクトに近い内容。窮地の場面では必ず顔を出していた。/div>

■No.16 ジェルソン・フェルナンデス 【LH】 7.5

本職ではない左サイドでの起用であったが、走行距離12km超というデータが示す通り攻守に渡り貢献。この試合唯一の得点を挙げMoMに値するプレイを見せた。

■No.17 レト・ツィーグラー 【LB】 6.0

ダビド・シルバの個人技にやや苦戦したものの、イタリア仕込みの安定感ある守備を披露。持ち味である攻撃参加の回数を増やしたいところ。

■No.19 エレン・デルディヨク 【ST】 6.5

エンクフォとの関係性も良く、ドリブルでの仕掛けやシュートへの意識は相手の脅威となった。

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