グループリーグは一順目が終了し、再びグループAに戻り、南アフリカとウルグアイが対戦したが、結果はホスト国が0-3で完敗した。以下は、その試合で出場した南アフリカ代表の選手を個別に採点したものである。
■No.16 イトゥメレング・クーン【GK】 4.5
失点は不運であり、PKを与えて退場したのも状況を見れば彼の責任は重くはない。点数は低くならざるを得ないが、チームの被害者であったことも確かである。
■No.2 シボニソ・ガクサ【RB】 4.0
守備では打開策を見いだせず。しかし終盤はリスクを冒して攻めに出て、何度か得点に繋がりそうなクロスを入れた。
■No.3 シェポ・マシレラ【LB】 3.5
ウルグアイの攻撃に対して打つ手無し、危険なファウルを冒していた。攻撃でも全く存在感なく、シャバララを孤立無援にした。
■No.4 アーロン・マクーナ【CB】 3.5
今日は開幕戦が幻に思えるほど安定感を欠いた。序盤に軽率なファウルで決定的なセットプレーを与えて以来、大小様々なミスを連発。
■No.8 シフィウェ・シャバララ【LH】 5.0
何とか打開策を見出そうとはしていたことを評価した。守備での貢献はそもそも大きく期待するべきではない。
■No.9 カトレゴ・ムフェラ【FT】 4.0
スペースもなく、良いスルーパスも入ってこないのでは彼のスピードが生きるはずもない。同情の余地が大きいが、少ない決定機を逃していたのも事実。
■No.10 スティーヴン・ピーナール【OH】 3.5
試合に存在していないも同然であった。攻撃の中心選手なのであるから、成功するしないに関わらず相手の守備を見て打開策を打ち出す動きをするべきだが、彼は一切賢さを見せなかった。
■No.11 テコ・モディセ【RH】 4.0
何度か才能の片鱗を見せはしたが、ウルグアイの守備にほぼ完封された。
■No.12 レニルウェ・レトショロニャン【DH】 4.5
チームの中では比較的頑張ってはいた。得意でない組み立てにまで参加したが、それも良い方向には進まなかった。ディクガコイよりも彼をピッチに残すべきだったのでは。
■No.13 カギショ・ディクガコイ【DH】 4.0
南アフリカが開催国でなければ後半早々に退場していただろう。ただし、フォルランに正対し難しい役割になったのは理解できる。
■No.20 ボンガニ・クマロ【CB】 4.0
不安定なプレーが非常に多かったが、終盤に何度かピンチを防ぎ評価を戻した。
■No.19 サプライズ・モリリ【OH】 4.0
サイド攻撃にさらに人数をかけるために投入されたと思われるが、個人としても戦術面でもさしたる効果を現さなかった。
■No.1 モネーブ・ジョセフス【GK】 5.0
難しい状況で出番を得ることとなった。PKを止められなかったのは仕方ないことであり、鋭いスローイングや攻撃に繋げるキックで個性は発揮した。